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ある日の新聞に思う・・

ある日の新聞に思う・・

 一口に「落書き」と言っても、ピンからキリまである。

手近なものに気分的にスプレーした「落書き」から、わざわざ屋外に出て、人目をはばかりバレないように計画的に準備して描いた「落書き」まで幅広い。
しかし、どちらにしても共通していることは、描くものにはすべて思いが込められているということである。そこには良い内容も悪い内容もすべて含まれ、即興的な感情から社会思想を表現しているものまで多種さまざまである。

現代になって、その「落がき」に現代美術として芸術的価値が与えられ、ストリートアートという新ジャンルまで誕生して、社会的地位を与えられるようになった。...
それは、70年代にヒッピーやフーテン達が持っていた、社会から認められず嫌われるアウトローの反抗精神が、いつのまにか社会におだてられ、まんまと飲み込まれて消されてしまうような、そんな気がしてならない。
それは、「落書き」が本来持っていた、社会に対するおきて破りの表現手段だったものを、マスメディアによって有名にされ、美術品オークションで商品価格を上げられて、「落書き」本来の質を別物に変えられて、その挙句に思想までもすべて消滅していくような寂しさを感じる。

今朝、NHKで見たニュースでは、世界的に有名なアーティストのイギリスのバンクシーが、都内の防潮堤の壁に描いたと思われる「ネズミの落書き」を、「わざわざパネルのまま取り外して、作品として都庁の庁舎で都民に公開展示する予定とのこと。今のところはまだ、作者は誰であるか確定しておらず、バンクシー側に打診しているそうである・・
ああ、何という事か、「落書き」の作者を探しているとは、それが世界的に著名な作家の作品だからか、打算的であさましい。当然、本人から返事が来たら建造物損壊罪で逮捕し、3年以下の懲役または30万円以下の罰金を科すことになる。


バンクシー

 

2019-05-08 11:29:26

炎の社長ブログ

 

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